- Home
- サイドゴアブーツのゴム交換, ブーツパネルゴム交換
- サイドゴアブーツのパネルゴムを交換する(ブーツのミシンワークその3)
BLOG
9.132019
サイドゴアブーツのパネルゴムを交換する(ブーツのミシンワークその3)
ブーツのミシンを使った修理のご紹介3回目!本日はサイドゴアブーツです。最初はピッタリすぎるぐらいタイトなゴムパネルですが、使用年月が経つと伸びてきて履き心地が悪くなります。
ミシンを使用して修理するものの中では色々な意味でとにかくお時間がかかってしまうこの「パネルゴム交換」。なので本来はシーズンオフ(夏)での修理が基本となります。秋冬にいざ履く時期になってからの修理出しでは遅いっ!…という感じなのですが(笑どんな内容の修理なのか本日はご紹介いたします。
普通はこんな感じで本体に張り込んでバランスを整えてからインナーと合わせてミシンで縫います。この「張り」のテンションが正確でないとブーツの形が歪みます。
変形サイドゴアのパネル交換
あったかそうですね。通常のサイドゴアとは違い、ゴムの部分が多く、伸びてしまうとなかなかつらいものがありますね。このようなタイプはゴム部でシルエットも変化してしまうので本当に慎重にサイズを決めなければ失敗します。
サイドゴアブーツは縫製の緻密さも要求されるし、型紙を起こして一点一点バランスを図りながら整形いたします。ゴムの張りの強さが最適になるよう考えながら手探りでベストを探っていきます。なので時間がかかるわけです。そのシーズンは使わないという場合はいいですが、当店ではお急ぎの修理は出来ませんので、できるだけシーズンオフでのご利用をオススメいたします。
では本日は以上です。
サイドゴアブーツのパネルゴムを交換しますの記事でした!