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7.62014
大切に使っているカバンや靴などのファスナー修理あれこれ
西野です。
本日この夏初めて蝉の鳴き声を聞きました。
これから嫌というほど聞くことになるんでしょうね~。
子供の頃は夏といえば夏休みが
ありましたから、夏が好きでしたが・・・
この歳になると極端な暑さや寒さは身に堪える(笑)ので
やっぱり気候のいい時期がいいですね。
みなさんはいかがでしょうか?
さて、本日はファスナーの修理について。
ファスナーの修理あれこれ
カバンや靴のファスナー。
スムーズに開閉が出来なくなると
「なんじゃこりゃ~」と、思ってしまいますね。
このような故障の中で最も多いのが
ナイロン・ファスナーのコイルはがれ。
テープと呼ばれる生地の縫製が
使い傷みから解けてしまう故障です。
このようにファスナーのコイルが
浮き上がって・・・これでは使えませんね。
こういう場合はファスナーを再生縫いします。
一目一目チクチクと手縫いしていきます。
機械縫いだときっちりファスナーの目を
揃えて縫うことは難しいんです。
一種のチェーンステッチのような縫い方に
なるのですが、いい加減な縫い方をすると
すぐにバラけてくるので慎重に縫っていきます。
ファスナーの引き手金具、スライダーの故障
次に多いのが上の画像にも見えますが、
ファスナーの引き手金具、スライダーと
呼ばれる部分の故障です。
知らない間にファスナーを閉じても開いてくる、
所謂「バカになった」という状態が、
だいたいこの引き手金具が悪いことが多いんです。
ファスナーが切れたら
次にファスナーが完全に切れてしまった場合など
少しわかりにくいかもしれませんが、ファスナーのテープ生地が
完全に切れてしまってます。「裂けた」状態ですね。
ファスナーをいったん全て取り払って付け替えています。
こちらはオールド(年代もの)・チャーチのブーツですね。
見事な造りがしてありました。まさにプライスレスな靴です。
金属製のエレメント破損
こちらは金属製のエレメント(ファスナーの歯)が
破損したお鞄。金属ファスナーはこうなると
取替え以外に完治させる方法はありません。
このほかにもファスナー関連の修理、
どんなものでもお受けできると思います。
個別ケースについて詳しくは店頭、
もしくはメールなどでお尋ねくださいね。