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紳士靴のソールとヒールの色のチョイス

ソールとヒールの色

こんにちは!
西野です。

一月末から修理オーダーが少し立込んでいる状況になっています。
特にかばん修理は納期の遅延が発生するぐらいで、スタッフ廣永、
社長上田ともに連日頑張って仕事をこなしております。

靴のオーダーも二月は毎年紳士靴のオーダーが増える時期です。

 

色のはなし...

ということで本日は紳士靴だけではありませんが「色」の話題です。

ソールとヒールの色

チャーチ、JMウェストン、クロケットetc…

ソールとヒールの色

セルジオ・ロッシは本当に官能的とも言える靴作りですね・・・
今期春物にハーフソール修理です。

来る時は一気にオーダーが増えますね。

ビジネスに使う紳士靴の場合、スーツに合わせるのが基本となりますので、
茶系の靴でも、本格靴ならリフトは黒をチョイスするのが
オーソドックスということになります。

ビジカジが主流の現在でも、きれい目のジャケパンにはスーツに
合わせることを前提にして、足元の色を決めたほうが無難ですね。

ソールとヒールの色

クロケット&ジョーンズの茶靴

穴飾りはありますがピッチド・ヒールで限りなくドレス仕様ですね。
ソールは茶でいいんですが、ヒールは黒で。

これに茶を使ってしまうとダークスーツに合わせると、
かなりぼやけた印象になります。リフト一枚の話ですけどね。

ドレス~カジュアルに靴のデザインがなればなるほど
茶系のリフトを使っても違和感がなく、カジュアル感が強くなります。

ソールとヒールの色

チャーチのエスプレッソ、フルブローグ。
カントリー色の強い靴です。

シューレースも太めですね。
パンツのカフを大きめに取ったら冬物のスーツにはこれでも合わせられそうですね。
リフトを茶にするとシャープさはなくなりますが、温かみが出ますね。

一方、婦人靴はというと・・・

ソールとヒールの色

ペリーコの春物パンプス

さわやかな若草色。
ソールもページュで軽快に見せたいですね。

上で取り上げたセルジオ・ロッシもそうなんですが、
軽さを出すには明るい色のチョイスが必須ですね。

ソールとヒールの色

もうひとつペリーコですが、こちらはサドル・シューズ

こういう靴は黒のソールのほうが締まって見えますね。
色のチョイスは靴の雰囲気とTPOでどうお使いになるかで決まります。

「え~さっぱりわからない」というお客様には店頭でご説明いたします。

靴はその日のコーディネートを引き立てる役割を大きく担っていますから、
ソールやヒールリフトの色にもちょっと注目してみてもいいですね。

本日はちょっとした靴の表情に関するお話でした!

 

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