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9.172014
秋だより~靴の衣替え(最近の修理より)
こんにちは!西野です。
一気に涼しくなって、早くも衣替えシーズンに突入ですね。
夏物と合い物、シーズン物の出し入れを考える時期だと思います。
足元も合わせてシーズン・インしましょう。
収納前の夏物サンダルなどは、きちんと水拭きなどをしてヨゴレを落とし、
陰干しなどを行なうと良いです。
収納前に使うのがお勧め。
WOLYなどの消臭、除菌、抗カビ剤。
どれもスプレーするだけとカンタンに使えます。
メンテナンスもきっちりしておきましょう。
特に夏物サンダル。
中敷の張替え
もうひとつの例
イブサンローランの夏サンダル
インソールを張替えてしまうと、ブランドロゴマークはなくなりますが、
修理前のような状態ですとビーチなどで脱いだ時にちょっと見た目が悪いですね。
靴の風格はちゃんとキープ出来るよう、同色で靴の立体感を損なわないように前
面部分はソールに巻き込んで見えるように修理してあります。
腰裏のライニング修理
こちらは紳士靴のやはり足に当る部分、腰裏の革あて修理。
旧ナイキ傘下だった頃のコールハーン。
表かは見えない部分とはいえ、ライニングは履き心地も
脱いだ時の見た目も、とても気になる部分です。
こういう部分こそ季節の変わり目に修理しておきたいですね。
同じコールハーンの紳士靴。
ヒール修理です。
サンダルのストラップ抜け、ソールはがれ
ブッテロのサンダル。
完全にソールをバラして、土やホコリを掃除してから直さないと、
すぐに壊れます。もちろん両足やっておいた方がいいですね。
これもワンシーズン使ったら要チェックです。
収納前によく見ておきましょう。
オーバーホール
季節問わず使えるカントリー・タッチな紳士靴。
しっかりとした造りになってますので、
ソール・ヒールなどの磨耗した部分を直します。
ハーフソール+ヒール+磨きなおし+ステッチ修理
などなど、悪い部分を全てお直し。
オーバーホールです。
J.Pゴルチエの真っ赤なデザインシューズ。
お客様がお持込の瞬間、「うお、かっこいい!」と思いました。
なかなかないデザインの靴なので張り切ってお修理させて頂きました。
クレープソール張替えと履き口のパイピング補強。
クレープソールのお修理については、沢山のオーダー、お問合せを頂いています
ので、クレープソールのまとめ記事についてはまた別途アップしますね。
ハーフソール
関西で見ることが少ないALKAのパンプス。
とても仕上げのキレイな靴でありました。
滑り止のハーフソールのオーダー
足にぴったりと合えばおそらく最高の靴ですね。
長く履いて頂ける靴はメンテナンス重要なんですよ。
良い靴に出会ったら・・・
メンテナンスの必要性を肌で感じていただけると思います。
物って使う人の身体感覚にかかわることだから、趣味もありますけども、
自分にとって良い物を理解して使うってことは、やっぱり大切なんですね。