BLOG

紳士靴のオーバーホール直せばより深みのある靴へ変身!

靴のオーバーホール

こんにちは!
駅前店のスタッフ西野です。

一度気温36℃の世界を経験してしまうと
32℃ぐらいでも「ちょっとまし」なんじゃないの?
と思えてしまうところが恐ろしいですね。(笑)

さて、本日は紳士靴の修理、悪いところを全部直して
しまいましょうという、オーバーホールです。

ソール全てをはり替えてしまう「オールソール」という
修理もあるのですが、これは原型修復の意味が強いですね。

本日ご紹介するのは、オールソール交換より
コスト・パフォーマンス良く、実用性重視の
仕様をお客様とミーティングして決めた形です。

靴のオーバーホール

クロケット・アンド・ジョーンズの
ストレート・チップビジネスには欠かせないシューズです。

スーツには最も使いやすいぶん、
ヘビーローテーションも仕方ないですね。

ソールに穴が開き、ヒールもベース部分まで磨耗しています。
本来ならオールソール時期ですが、ソールのダメージを修復して、
底縫いをすれば元のソールを生かしたまま再生することも可能なんです。
もちろんヒールの積み上げも全て新しくします。

靴のオーバーホール

ソールの縫い糸を切って一度はがし、中のコルク材も全て取り替えます。
ヒールのブロックも全部一度取ってしまいます。

靴のオーバーホール

レザーソールを復元してから底縫いをします。
そのあとヒールの革を一枚づつ積んでいきます。
最終的にソールにハーフラバーを付けます。

靴のオーバーホール

出来上がりこのような形。

もともとはレザーソール+半革ラスターの
クラシック仕様ですが、より耐磨耗、
路面グリップに優れた靴になりました。

vibram エクスプローション・ハーフソール+アリエル・ヒール

ヒールブロック積み上げ&ソール縫い(オーバーホール)7,000yen~

他にもいろいろなオーバーホールの方法があります。
まあ、底だけでなく、悪い部分をまとめて全部直す
わけですのでどのような形にするかは予算を含めてご相談で。

 

関連記事

最近の記事

山の手緋色舘の宅配修理

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る