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BLOG
7.132014
足から健康に!『立ち方』と『足』と『靴』のカンケイ
駅前店西野です。
最近お店に立っていて、とても気になることがあります。
それは「足が痛い」「疲れる」「靴が足に合わない」
といったことをおっしゃって訪ねてくるお客様が
年々増え続けているということです。
約25年ほどこの商売に関わっているのですが、
多いときには一日に2~3人もの方からこうした
話を聞くことがあります。
ということで、本日は足に関するお話をちょっと。
足の疲れにご用心!
私自身、一日中立ち仕事をしていますので、
足の皮質が固くなったり、タコとか
水疱が出来たりということがあります。
夏は知らず知らずのうちに体に疲れが
溜まるので、要注意ですね。
時々夜、横になった時に足首がダルく感じたり
「疲れたな」と思うことがあります。
一歩ごとにかかる負担や衝撃は骨、筋肉、靭帯、
脂肪組織などなどで形成される足の
「アーチ構造」で受け止めています。
いうまでもなく足は全体重を支えています。
全身の筋肉のうち、実に約七割が足にあるといわれています。
これは意外な感じがするかもしれませんが、
全身の筋肉運動のかなりの部分が立つ、
歩くということに関係しているのです。
だから足にあった「靴を選ぶ」ということは
非常に大切なことなんですね。
当店ベストセラーのインソール
「ヘルシーアーチ・プレミアム」⇒⇒⇒
足にかかる負担を軽減するインソールです。
アーチをサポートする立体構造で歩行を快適にします。
当店ではお履きになる靴で実際に
試して頂いてからのお買い求めが可能です。
「靴が合わない」「足が疲れる」などのようなことにも、
このような既製のインソールで効果がある場合が
ありますので、是非一度ご相談ください。
立ち姿のイメージ
さて、ここからは生活習慣についてのお話になります。
まずはリラックスした状態の自分の立ち姿を
イメージしてみてください。
本来二本の足で体重を分散させて立っている
はずですが、どちらか片足に常に体重を
かけているということがありませんか?
利き手、利き目というものがあるように実は
「利き足」(軸足)のようなものがあります。
たとえば駅のホームで電車などを待っているときに、
無意識に片足に体重を預けるように立っていると
いうようなことはありませんか?
実は私自身そうなんですけどね。(笑)
二本の足に均一に体重をかけ、バランスよく立つと
腰から背骨、つまり背筋がしゃんとまっすぐになります。
一方で片足に負担をかけるような立ち方をすると
骨盤が傾きますので、背骨も曲がるという道理になります。
これが腰痛や肩こりなどといった全身症状に
繋がってくる場合もありますので、馬鹿にできません。
背中が曲がっていると感じたり、アゴをひいて
まっすぐ立つとなんか疲れる。
ということはありませんか?どちらかの足に
イビツに体重をかけていることに慣れていると、
知らないうちに骨盤、肩甲骨、首にまで負担が
かかっているということもあるのです。
実はそういうことが全て足から
来ているという場合もある・・・わけです。
ですから立ち方と歩行の仕方って、とっても大切なんです。
体の要である足をサポートする靴
体重がかかると足のアーチ構造は弾性がある
ので押しつぶすような形で拡がります。負荷が
なくなればスプリングが戻るようにもとに戻ります。
このアーチ、これが体重を分散させて足を
守っているわけです。もっとも実際には
膝、足首、足指が自由に動くことで成り立ちます。
履いていて楽な靴とは「それらの機能を阻害しない」
ということなんですね。
ところが履いて楽な靴=ゆるいサイズ感と、
思い込んでいる方が非常に多いです。
これを正すのは長年の経験からいうと
容易なことではないのですが・・・
あえて言うと、
スリッパのようなルーズなサイズ感は逆に
長時間の歩行で疲れを増幅し、
正しい立ち姿を阻害してしまいます。
正しい歩行の仕方はちゃんとした靴選びから始まります。
普段あまり意識しない部分ではあると思いますが、
これらのことも、靴を買うときは少しだけ頭の片隅においておきましょう。