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10.42024
TUMI バッグの修理
こんにちは!
緋色舘の西野です。
10月に入って俄然忙しくなってきました。
まだ気温高めですが衣替えシーズンはすぐそこですね。
■TUMI バッグのハンドルやストラップを修理する
いわゆるナイロンの持ち手に革を巻いてあるTUMI定番のハンドルですね。
これは修理完成画像でbefore画像はないのですが、TUMIはバッグが重い上に沢山荷物が入るのでこのように強そうなハンドルでも摩耗します。
左:劣化したを革のみで作られたタイプのハンドル 内側にクッション材が入れられていて、このタイプはナイロン革巻きタイプに比べて弱い印象です。
右:こんなふうに一枚革を切り出して製作していきます。
TUMIのバッグは重みがありますので、それに見合ったハンドルの耐久性が求められます。ハンドルが傷むときはだいたいクッション材が中でよじれて革が破れる形が多いです。
なので手に馴染む革の芯やコンビネーション鞣しで作られた皮革を使用して耐久性を上げています。
TUMIのストラップはいろいろなタイプがありますが、修理として多いのはこの裏張りが劣化してモロモロになるというものです。
元々合成皮革で出来ていますので、使用頻度にあわせて壊れていきます。
通常「黒」で出来ていますが、当方で修理していただく場合は上の画像のようにスエードのベージュなどをお勧めしています。
オリジナルのストラップになぜ合成皮革を使ってあるかというと、
色移りを防ぐためなんです。
夏場など白シャツで通勤する方も多いですよね。天然皮革の黒は色落ちしますので、重い荷物をさげてずっと使用していると洋服を傷めます。
なので当方では素足で履くビルケンシュトック サンダルのライナーに使用する上質のスエード素材を用います。肩滑りもなく、色落ちの心配もありません。
最後はバリスティックナイロンの破損ですね。
非常に強いナイロンが使用されていますが、それでも上の画像のような状態になる場合があります。
修理完了後の画像です。
裂け目を革でパッチワークした形ですね。
こういう修理はケースバイケースでダメージの状態により修理方法も変わるので店頭にてご相談ください。
※なお、現在かばん修理は宅配に対応しておりません。店頭のみのご対応となります。
それでは本日は以上
「TUMI ビジネスBagの修理いろいろ」でした!
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