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6.122024
乗馬ブーツのソール交換と革あて修理
こんにちは!
山の手緋色舘の西野です。
なかなか久しく投稿をしていなかったのですが、本日よりすこしづつ更新していこうと思います。
よろしくおねがいします。m(__)m
さて本日はしっかりとした専門性で展開して行きたい乗馬ブーツの修理です。
乗馬ブーツはどこまで使えるか?
乗馬用ライディングブーツ(長靴)は馬に乗るためには欠かすことのできないアイテムです。
なにげなく使用している方もいらっしゃるかもしれませんが、足を怪我から守り馬に的確な指令を出すという重要な役目を持っています。
なのでキチンと整備して運動性能を維持して役に立つようにキープすることが必要になります。
スポーティなタイプであれ、クラシックなボックス仕様でも、ソールにダメージが発生して、
「これはまずい!」となってもちゃんとした長靴は修理出来るように作られています。
レザーソールのみの構成だと耐久性にやや不安がありますので、全体的に強化の意味でハーフラバーを組み込んであります。これで次回はハーフラバーの交換のみで維持していくことが可能です。
ソール以外にも寿命を縮める筒のダメージ
※スマートフォンの方は画像長押しで拡大画像が見れます※
ファスナーの付いていないボックス型の長靴は整合性の取れた修理が必要で、革が摩耗して穴が開いたら無秩序にふさぐというようなことを繰り返すとどんどんバランスが崩れておかしくなっていきます。緋色舘では時間や予算が許される範囲で出来るだけ長く使えるような修理をご提案していきます。
インナー関連の故障は見逃しやすく、認識していても表がきれいだから大丈夫だと思ってしまいがち。
本来脚をささえているのはこの部位なので、実は表以上に大事なんです!
ファスナー交換時に他の修理もまとめて直す(オーバーホール)
一般的なファスナー付き長靴は主に足首部分から内ももにかけてが壊れやすいです。
ファスナーは乗馬ブーツにとっては消耗品で、何度も交換しながら使用していくことになります。
ファスナー交換時に悪い部分をチェックしてさらっておくのは、ブーツの寿命をのばすコツともいえます。出来るだけ良い状態で使用出来るよう定期的に消耗するファスナーの修理にあわせて全体のオーバーホール・チェックをおすすめします。
乗馬ブーツの修理は専門性が高く、性能や運動の安全性などに配慮が必要となります。
実は販売店などで修理すると、そのような内容でなかったり、高価であったりすることが少なくありません。ブーツの修理でお悩みの場合は是非ご相談ください。
それでは本日は以上、乗馬用ライディングブーツの修理についてのご紹介でした!